各地で梅雨明けをしましたが、湿度の高い梅雨明け直後は、真夏よりも体の熱が逃げにくいため、熱中症にかかりやすいのです。また、脱水すると、熱中症だけでなく、血液がドロドロになって脳梗塞にもなりやすいので要注意です。
熱中症や脱水症の予防には第一に水分補給ですが、節電の中でどうしても冷たい飲みものを摂りすぎになりがちなので、気をつけましょう。
毎年夏は冷房で手足から冷えてくるのは末梢冷え症の人が多いですが、昨年から節電でエアコンを使わず窓を開けたり、つけていても28度前後にしている人が多く、暑いいので冷たい飲食を摂り過ぎて内臓を冷やしてしまう、新型の冷え性が増加したそうです。
冷たい飲み物で冷やされた胃や腸などの血の巡りが悪くなり、その影響で指先を含む全身の血流が遅くなります。
血流が遅くなると代謝が悪くなると肌荒れなどにつながりますが、本当に怖いのは病状に現れにくい免疫機能の低下です。
肩こりとか体が重いなと感じるような不調は多少夏バテかなというくらいにしか感じませんが、それをほっておくとかなり重い病気につながってくる可能性があります。
熱中症対策で、水分補給か欠かせませんが、飲む水は常温か冷えていても10度前後にしましょう。
また、冷たいものを飲んだ後に温かいものを飲んだり、夜は入浴するなど、1日2回はリセットする習慣をつけるよう心がけましょう。