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ホリスティック栄養学&ホリスティックケアを中心とした健康コラム By Yukiyo
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リノール酸と共役リノール酸

先日、「リノール酸と共役リノール酸の違いは何ですか?」という質問がありました。リノール酸については、何度か触れてきていますが、今日はこれらの違いについてお話しますね。

もともと共役リノール酸はリノール酸からできたものですが、構造がわずかに違い、働きや効用、含まれる食品などはまったく違います。

【 リノール酸 】
リノール酸(linoleic acid)は、n-6系の必須脂肪酸で、主に紅花、ヒマワリ、月見草などの「種子」に多く含まれ、これらを原料とする植物油として摂取することができます。
細胞膜の構成分として、細胞の働きを助けている物質で、不足すると、成長の遅れや皮膚の病気、髪のパサつきや抜け毛などがみられ、生きていくうえで重要な成分ですが、人体内では作り出せないので、毎日の食事で摂取していく必要があります。

でも、最近では、リノール酸の不足よりも、摂り過ぎると成人病の原因になることが、多くの研究で明らかになり、注意を促されています。
リノール酸には、血液中のコレステロールを減らし、動脈硬化を予防する作用がありますが、摂りすぎると、血栓が心筋梗塞や脳梗塞の一因になったり、アレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクを高めると言われています。

【 共役リノール酸 】
共役リノール酸(conjugated linoleic acid)は反芻動物から見つかった不飽和脂肪酸で、牛肉・羊肉・チーズやバターなどの乳製品・ゴーヤの種などに比較的多く含まれている脂肪酸です。(反芻動物の消化管内で微生物が産生するのだそうです。)

リノール酸の異性体のうち、炭素-炭素間の二重結合が二個共役した形の部分構造を持っています。構造的にトランス型の二重結合を有するものも多くいのですが、体内で非共役トランス脂肪酸以外の脂肪酸と同様に振る舞うことから、アメリカ食品医薬品局ではトランス脂肪酸の規制から除外しています。

体内に吸収された共役リノール酸は、リノール酸同様、細胞膜に取り込まれ、細胞の働きを助けていきますが、脂肪燃焼効果・抗アレルギー作用・ガン抑制作用・動脈硬化予防・抗酸化作用・筋肉増強作用・骨形成促進など、リノール酸とはまったく異なる働きを持っていることが明らかになっています。
でも、これらの効用を得るには、一定量以上の共役リノール酸が必要で、実際には大幅に不足していると言われています。

1930年代に、一定の条件下でリノール酸を加熱すると、「特別な形のリノール酸」が生成することが発見されましたが、食品から共役リノール酸を取り出して生成する研究が盛んになり始めたのは1990年に入ってから…まだまだ最近のことです。

共役リノール酸の効用の中で最も注目されているのは、脂肪燃焼効果ですが、より効果を得るためにコツがあります。

今日は長くなってしまったので、また今度お話しますね〜


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| Yukiyo | 食品・栄養 | 19:38 | comments(3) | -
共役リノール酸、知りませんでした。
続きも楽しみに読ませていただきます
| milk | 2011/09/05 12:33 PM |

はじめまして

普段、リノール酸のサラダ油を使っています。
リノール酸は不足してもよくないし、撮り過ぎてもよくないんですね。
共役リノール酸は知りませんでした。
| 剛 | 2011/09/05 2:37 AM |

共役リノール酸って初めて知りました。
リノール酸とはぜんぜん違うんですね。
| Hana | 2011/09/04 4:12 PM |












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