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ホリスティック栄養学&ホリスティックケアを中心とした健康コラム By Yukiyo
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アントシアニンとロドプシン

光に反応する細胞には、明るい所で作用する細胞(錐体)と暗い所で作用する(杆体)があります。
暗い所で作用する細胞には、ロドプシン(rhodpsin)という紫色の色素体があって、光の刺激を受けると瞬時に分解され、またすぐ再合成されます。ロドプシンの分解・再合成の繰り返しによって光の情報が電気シグナルに変換され、これが脳に伝わって物が見えるという感覚を得ることができるです。

ロドプシン

薄暗い場所で本を読んだり、パソコンの画面を長時間見続けると、目がチカチカしたり、視界がかすんでしまうことがありますが、これはロドプシンの再合成がうまくいかなくなったために、物が見えにくくなっている状態です。眼を使っているとロドプシンは徐々に分解されてしまい、また、年をとることによってだんだん減少していってしまいます。

ブルーベリーなど、アントシアニンを多く含む食品が眼にいいことはご存知だと思います。
研究の結果、アントシアニン色素を摂取すると、このロドプシンの再合成作用が活性化され、疲れ目の予防・改善、視力回復に効果があると判明し、アントシアニン色素によりロドプシンの再合成が活発になれば、眼の疲労がとれ、視野がぐっと広がり、夜間でも暗闇に目が慣れる時間が著しく早くなるという効果が現れてくるということがわかりました。

作用には即効性があって、アントシアニン摂取4時間後には視力回復が見られ、その効果は24時間後に消失するとされています。ですから、一度に大量に摂取するのではなく、毎日必要量を摂り続けることが望ましいでしょう。

また、アントシアニンには、他にも様々な健康作用があります。
· 抗酸化作用
· 血行促進、血管強化
· ロドプシンの再合成を活性化
· 明暗順応機能の強化
· コラーゲン産生機能
· 抗潰瘍機能

アントシアニンを多く含む食品は、ベリー類・なす・紫いも・赤しそ・紫キャベツ・黒豆などです。

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| Yukiyo | 食品・栄養 | 23:50 | comments(1) | -
アントシアニンは目にいいだけじゃないんですね。
| 妙子 | 2010/08/21 12:27 PM |












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