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ホリスティック栄養学&ホリスティックケアを中心とした健康コラム By Yukiyo
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酸素とヘム鉄

空気中の酸素濃度は地球上のすべての生物に平等に与えられています。
ではなぜ人によって酸素が不足してしまうのでしょうか?
前回の酸欠度チェックのうち自ら改善できる5つもそうですが、鉄分不足と浅い呼吸が問題だと言われています。

今日は、酸素に必要な鉄分についてお話します。

鉄は「酸素」と結びつきやすい物質で、 体内の鉄は、その約70%が血液中の赤血球を作っているヘモグロビンの成分になっていて、酸素を体のすみずみにまで運びます。これを機能鉄といい、残りは機能鉄を補うために蓄えられる貯蔵鉄といいます。
鉄分が不足してくると内臓に貯えられた貯蔵鉄を取り崩して、貧血にならないようにします。貯蔵鉄は多少減っても身体には貧血の症状として現れてきませんが、ストックが無くなった後に、赤血球中のヘモグロビンが減少し始め、貧血特有の症状が出てきます。酸素を運ぶヘモグロビンが減少し、体内は酸欠状態になり、めまいや息切れ動悸、疲れや倦怠感、脱力感など様々な症状が現れるのです。

鉄の多い食品といえばレバーを思い浮かべることが多いと思いますが、その他にも魚、貝、大豆、緑黄色野菜、海草など、鉄を豊富に含む食品はたくさんあります。
食物に含まれる鉄には、肉や魚などの動物性食品に多いヘム鉄と、野菜や穀類などに含まれている非ヘム鉄があり、ヘム鉄のほうが数倍も吸収されやすく、ヘモグロビンはヘム鉄とグロビン(タンパク質)から構成され、全身に酸素を運搬します。

もう少し詳しくお話すると、非ヘム鉄は腸管から吸収される際に食物繊維やタンニンなどの吸収阻害を受けてしまいます。さらに通常存在する安定な3価の鉄イオン(Fe3+)ではなく、ビタミンCなどによって還元して2価の鉄イオン(Fe2+)にならないと吸収されませんが、ヘム鉄は、鉄ポルフィリン複合体に囲まれたまま吸収されるため、このような吸収阻害を受けず、さらにヘムオキシゲナーゼで吸収量を調節していますので鉄の過剰摂取の心配がありません。

長くなりましたので、続きは次回・・・

 酸素とATP
 だるおも〜の原因は酸素不足?
 細胞呼吸と酵素
 酸欠度チェック

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健康法

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| Yukiyo | その他 | 18:07 | comments(2) | -
とても興味深いです。
続き、楽しみにしてます。
| Hana | 2010/07/09 8:17 PM |

やはりレバーとかの鉄分はしっかりとった方がいいですよね。生理の時くらいしか意識して食べることはありませんが・・・
| まりな | 2010/07/09 8:03 PM |












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