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ホリスティック栄養学&ホリスティックケアを中心とした健康コラム By Yukiyo
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ホタルと酵素

今日から6月・・・ホタル観賞の季節がやってきましたね。
九州・沖縄では5月から、山陰〜甲信越では6月初旬から、関東〜北海道では6月中旬頃から観賞できるようですね。
世界にはおよそ2,000種、日本では40種のホタルが生息していると言われていますが、日本で「ホタル」といえば、5月から6月にかけて発生するゲンジボタルを指すことが多いですね。ゲンジボタルの成虫が初夏に発生するため、日本ではホタルは夏の風物詩と言われているのでしょう。



ホタルといえば、お尻が光ることが特徴ですが、なぜ光るのでしょうか?
これは実は、ルシフェラーゼ (luciferase)という酵素の働きによるものなのです。
ルシフェラーゼ とは、発光バクテリアやホタルなどの生物発光において、発光物質が光を放つ化学反応を触媒する作用を持つ酵素の総称 で、発光酵素 とも呼ばれています。そして、ルシフェラーゼによって酸化されて発光する物質の総称をルシフェリン (luciferin) といい、発光素とも言われています。

ルシフェラーゼがルシフェリンを基質としたATP加水分解の酵素反応によって、可視光の中でも黄緑色の領域にある光の波長を化学エネルギーから得ることができます。黄緑色の光を得るためには、このタンパク質の立体構造が関係していて、酵素活性時に発光体(基質)を密に取り囲んでいるようです。タンパク質のアミノ酸一つだけ変異を与えて取り囲みを緩くすると、分子振動による発熱のロスが起こりエネルギーの低い赤い光しか得られない発光体になるようです。発光体の囲み具合で酵素反応が変わり、光る色も変わってくるのですね。
ホタルは生息場所によって、発光の明滅パターンが違うといわれています。個々に光っていたホタルが、やがてシンクロナイズして発光の同調がみとめられます。
ホタルの光はオスとメスが出会うための合図です。メスの弱い光に対してオスが強い光を放ち、プロポーズしているのだそうです。

ところで、歌唱「蛍の光」は4番まであるってご存知ですか?
3番と4番は、「遠く離れ離れになっても、それがたとえ辺境の地であろうとも、国のために心をひとつにして元気にそれぞれの役割を果たそう」というような内容で、戦後はこの右翼・日本中心的(軍国主義)ともとれる歌詞が敬遠され、歌われなくなったと言われているのだそうです。

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| Yukiyo | 酵素(エンザイム) | 21:50 | comments(5) | -
蛍の季節になると、実家を思い出します。
実家の庭でいつも見ていたので・・・
| ルシア | 2010/06/07 9:10 PM |

ホテルのお庭にこの時期にほたるを放し、楽しめる場所がありますね。
内緒なのですが?・・・・犬の散歩コースの川にほたるの幼虫を200匹買い、放した方がいらして6月半ば頃見られるそうで楽しみにしています。
是非お声かけますね。
| チャコまま | 2010/06/03 3:02 PM |

私の田舎ではホタルがたくさんいて、子供の頃はよく見ましたが、最近は見てないなぁ。
蛍の光が4番まであったなんて知りませんでした!
| セリカ | 2010/06/02 10:55 PM |

ホタルが光るのは酵素の働きだなんて・・・!
酵素って色々な働きをするんですね。
| Hana | 2010/06/02 9:31 PM |

ホタルって、実物見たことありません。
東京でも見られる所ってあるのかしら?
| ラム | 2010/06/02 9:12 PM |












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