2012.04.07 Saturday
春野菜で『肝』を元気に!
春ですね〜(^-^*)/
以前、中国医学の五行理論では、冬の五臓は『腎』に配当されるというお話をしましたが、春は『肝』に相応しています。 「肝」が元気に働いていると体調もいいのですが、「肝」が滞っていると情緒不安定になり、自律神経のバランスが崩れるも多くなります。 肝臓は、気血の調節、消化吸収機能の補助、精神や体内活動の調整など重要な作用を行っている器官で、解毒をして血液をキレイにするという役割があります。 春は冬の間に溜まってしまった老廃物などを一気に外へ出そうとしたり、細菌やウイルスの活動も旺盛になるため、解毒・排毒の役割を担う肝臓への負担が大きくなります。 ですから、春は肝臓の働きを調えることが、毎日の健康な生活のための必須条件と言えます。 肝臓での処理が追いつかなくなると、吹き出物が出やすくなるなど、皮膚への悪影響もあり、また、冬の間にビタミンやミネラルが不足がちになっている人が多いため、春に口内炎や夜盲症、皮膚病などが多く現れやすくなります。春になると口内炎や肌荒れで悩まされれる…という経験をされている方、少なくないのでは? また、「肝」は肝臓だけではなく、胆のうや目、筋、子宮、爪、自律神経にも関係しているのです。 強い香りと苦味のある春野菜には、肝機能UPや解毒効果が期待できるものがたくさんあります。 ふきのとう・ふき・たらの芽・ウド などの苦味野菜をはじめ、春キャベツや菜の花、クレソンなどのアブラナ科の野菜、ミツバなどのセリ科の野菜など春の旬野菜で『肝』の働きを整えましょう! 春野菜パワーでキレイ&元気に! 今日、明日はお花見をされる方が多いと思います くれぐれもお酒の飲みすぎに気をつけて下さいね! ← ポチッ |