エンザイム(酵素)Lab.

米国ホリスティック栄養学士 Yukiyoの「栄養&酵素(エンザイム)」を中心とした健康コラム
アルツハイマーにならない生活

アルツハイマーの発病プロセスの初期段階でβアミロイドというタンパク質がたまると説明しましたが、40代で20人に1人、50代で20人に3人、70代で半分程度の人にたまり始めるというように個人差があります。
また、βアミロイドがたまっても、発病するまでの期間を遅らせることができることもわかっています。

発病を遅らせる(予防する)には・・・
◆ 有酸素運動をするようにする
◆ 右脳を刺激する(音楽・ゲームなど)
◆ 会話をする (脳が活性化し、発病を抑える効果あり)
◆ 生活習慣病にならない食生活 (高血圧や高コレステロールに注意)

ラジオ体操などの定期的肉体運動や、日記を書くこと、高齢者の恋愛なども有効だと言われています。

野菜or果物ジュースを週3回以上飲む人は、飲まない人と比べて、アルツハイマー発生リスクが76%も減少という調査結果や、アルツハイマー病患者は青魚に多い不飽和脂肪酸であるDHAEPAの摂取割合が低いという傾向があるという調査結果があるそうです。
青魚と緑黄色野菜を摂ることが痴呆の予防に効果があると考えられますね。   

アルツハイマー病は老人斑が出来るとそれを処理しようと免疫細胞が働き始めるのですが、老人斑だけでなく正常な神経細胞も攻撃することで、脳の神経細胞が炎症を起こします。それをDHAが修復するのだそうです。


(写真:Sponichi Annex HPより)
100歳を過ぎても元気だった双子のきんさん・ぎんさんは、脳に老人斑ができていたのに、アルツハイマー型痴呆を発症していませんでした。
それは、きんさん、ぎんさんの食事には、毎日鯛の刺身があり、お魚が好物だったから…と言われていますね。

 DHAで脳を活性
 アルツハイマー、ワクチンで改善?
 アルツハイマーに関わる酵素
 アルツハイマーと遺伝子
 脳年齢チェックと脳トレ


今日は花粉がたくさん飛散していそうですね。魚のEPAは花粉症予防にも役立ちます
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| Yukiyo | 症状別:認知症・もの忘れ | 13:26 | comments(3) | -
アルツハイマーと遺伝子

『アポ4Eという遺伝子を持っているかはわかるのでしょうか?』という質問がありました。
アポ4Eの遺伝子を持っているかは、血液検査でわかります。

・・・ということで、今日はアルツハイマーと遺伝子についてお話しましょう。

アルツハイマー病は、優性遺伝する家族性アルツハイマー病(FAD)とそうでない孤発性アルツハイマー病に分けられます。
家族性の多くは30代〜60代前半に発症する若年性アルツハイマー病であることが多く、アルツハイマー病患者の0.1%以下と言われています。
(早発型家族性アルツハイマー病の家系で、第14番染色体にあるプレセニリン1の変異が発見されたという記事を以前読んだことがあります)

すべての人の血液中に溶けているアポリポ蛋白を作る遺伝子は、パターン別にε2ε2・ε2ε3・ε3ε3・ε2ε4・ε3ε4・ε4ε4
の6通りに分けられます。(εは、イプシロン)
この遺伝子パターンの中で、アルツハイマー病を発症させるのは、ε4です。
ε4を持っている人からアルツハイマー病が発症し、特にε4ε4型の人は効率に発症するのだそうです。

平均発症年齢は、ε4を持たない場合は84.3歳、ε4を1つ持つ場合は75.5歳、ε4を2つ持つ場合は68.4歳と発症年齢も若年化していくことが知られています。

万が一、アポE4陽性の場合でも、過半数以上の71%はアルツハイマー病を発症しないと言われています。
ですので、検査結果で不安になったりするよりも、脳活性化訓練に努め、脳の神経細胞の自然減少をなるべく少なくしていこうという努力をすることが大切だと思います。
とはいえ、E4陽性者は、アルツハイマー病発症の危険性が、多少高いことも事実ですので、年に1度位は長谷川式スケールなどの認知症テストをして、知的機能の低下の早期発見に努めることが大切ですね。

 脳のダメージによる行動の変化
 アルツハイマーに関わる酵素


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| Yukiyo | 症状別:認知症・もの忘れ | 21:14 | comments(1) | -
脳のダメージによる行動の変化

前回お話しましたように、アルツハイマー病にかかると、蓄積したβタンパクによって脳がダメージを受けます。

まず影響を受けるのは、記憶を司る海馬(かいば)の周辺です。そのため、アルツハイマー病の最初の症状として、まず記憶障害が起きることが多いのです。

その後、影響は脳の後側に広がっていき、「見たものが何であるか」を分析するなどの働きが衰えてきます

「行動の決定」や「会話」などをつかさどる脳の前の部分は、病気がある程度進行するまでβタンパクの影響を受けにくいので、会話では異常を感じないにもかかわらず、「普段なら見間違えるはずのないものを見間違えてしまう」などということが起きるのです。

◆ アルツハイマーの進行
アルツハイマーの進行は大きく次の3段階に分かれます。

[ 第1期 ]
最初は、記銘力の低下から始まります。老化による物忘れとは違い、数時間前などの新しい記憶や道を忘れてしまいます。
学習障害・失見当識・感情の動揺が認められますが、人格は保たれます。

[ 第2期 ]
記憶、記銘力が顕著に障害されます。それに加えて、高次機能障害が目立つようになります。
家に帰れなくなったり、自分が今どこにいるのかわからなくなったりするため、ひとりでの外出が困難になります。
日常で当たり前にできていたこと(電話など)ができなくなります。
また、周囲に関心がなくなり、清潔感が低下します。

[ 第3期 ]
前頭葉症状、小刻み歩行や前傾姿勢などの運動障害もみられるようになります。
話すことが減り、失禁、徘徊の症状がみられ、寝たきりになります。最終的には失外套症候群に至ることになります。
※失外套症候群:大脳皮質の大規模な機能障害によって大脳皮質機能が永遠に失われてしまった状態


『アポ4Eという遺伝子を持っているかはわかるのでしょうか?』という質問がありましたので、次回は、アルツハイマーと遺伝子についてお話しますね。

 アルツハイマーに関わる酵素


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| Yukiyo | 症状別:認知症・もの忘れ | 10:24 | comments(2) | -
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